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ノートとペン

コラム

東大阪・八尾の経営者様へ:人が辞めない!「人が全て」の事業を成功させる社内体制設計の極意

「いい人材がなかなか集まらない…」 「せっかく採用しても、すぐに辞めてしまう…」

東大阪や八尾市でSES、警備、派遣、建設業、あるいはその他のサービス業など、「人が全て」と言っても過言ではない事業を営む、またはこれから立ち上げようとしている経営者の皆様。こうした「人手不足」の悩みは、事業の根幹を揺るがす喫緊の課題ではないでしょうか。


人の確保が難しい時代だからこそ、「いかに人を大切にし、長く定着してもらうか」が、事業の成功を左右します。そして、その設計は、会社設立の段階から始めるべき重要な経営戦略です。


この記事では、なぜ会社設立の段階から「人が辞めない、人が育つ会社」の社内体制を設計すべきなのかを深掘りします。特に、カルチャー、心理的安全性、そして健全な組織を阻害する存在への対処法まで踏み込みます。私たちは、単なる法律やITの専門家としてだけでなく、「全体を俯瞰し、構造的に見る力」を活かし、あなたの事業が「人」を最大の資産として成長できるようサポートします。

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なぜ今、会社設立時から「人が辞めない会社」を設計すべきなのか?

東大阪・八尾地域を含む全国で、人手不足は深刻化しています。特に、人が直接サービスを提供する業種では、この問題が経営に与える影響は計り知れません。


  • 採用コストの高騰

    新しい人材を採用するには、求人広告費、紹介料、面接などの人件費と、莫大なコストがかかります。一度採用してもすぐに辞めてしまえば、このコストは無駄になります。

  • 事業の安定性への影響

    従業員の定着率が低いと、技術やノウハウが蓄積されず、サービスの質が安定しません。これは顧客満足度の低下に直結し、事業の信頼性を損ないます。

  • 生産性の低下

    人材が頻繁に入れ替わる組織では、教育コストが常に発生し、チーム全体の生産性が上がりません。

  • 企業の評判

    従業員の離職率が高い企業は、社会的な評判を落とし、さらに採用が困難になるという悪循環に陥ります。


これらのリスクを回避し、事業を安定的に成長させるためには、会社設立の段階から「人を大切にし、長く働きたいと思える会社」の仕組みを意図的に設計することが不可欠なのです。



人を大切にする社内体制設計の3つの柱:設立時から意識するべきこと

「人を大切にする」とは、単に高給を払うことだけではありません。社員が仕事にやりがいを感じ、安心して働き、成長できる環境を整えることです。


1. 「心理的安全性」が育む、誰もが挑戦できるカルチャー設計

心理的安全性とは、「このチームなら、自分の意見や質問、懸念、失敗を率直に話しても、誰も自分を罰したり、恥をかかせたりしない」という安心感のことです。これが高い組織では、以下のようなメリットがあります。


  • オープンなコミュニケーション

    社員が自由に意見を交換し、新しいアイデアが生まれやすくなります。

  • 失敗からの学習

    ヒヤリハットや小さなミスを隠さず報告し、組織全体で改善に繋げることができます。特に警備業や建設業など、安全が最優先される現場では、心理的安全性は事故防止に直結します。

  • 生産性の向上

    無駄な忖度や萎縮がなくなり、各自が本来の能力を発揮しやすくなります。

  • エンゲージメントの向上

    自分の意見が尊重される環境で働くことは、社員のモチベーションと会社への愛着を高めます。


設立時にカルチャーを意識する重要性

カルチャーは、後から変えるのが最も難しいものです。会社設立の段階で、どのようなカルチャーを醸成したいのかを明確にし、採用基準や初期の社内ルール、コミュニケーションの取り方などに反映させることで、その後の組織の基盤が強固になります。


2. 「透明性」と「納得感」のある評価・報酬設計

給与や福利厚生はもちろん重要ですが、それ以上に「なぜその給与なのか」「どうすれば評価されるのか」という透明性と納得感が、社員のモチベーションと定着に大きく影響します。


  • 評価基準の明確化

    どのような行動や成果が評価に繋がるのかを具体的に示します。

  • 多面的な評価

    可能であれば、上司だけでなく、同僚や部下からの評価、自己評価なども取り入れることで、より公平で納得感のある評価を目指します。

  • 成長の可視化

    スキルアップや資格取得をサポートし、それが評価やキャリアパスにどう繋がるかを明確にします。

  • モチベーション維持のためのインセンティブ

    業績連動型報酬や、頑張りを可視化する社内表彰制度なども有効です。


3. 「成長機会」と「キャリアパス」の明確化

人は誰しも「成長したい」という欲求を持っています。特に若手社員にとっては、将来のキャリアが見えないことが離職理由の上位に来ることが多々あります。


  • 資格取得支援・研修制度

    事業に必要な資格取得の費用補助や、スキルアップのための研修機会を提供します。

  • 多様なキャリアパスの提示

    現場のスペシャリスト、マネジメント職、あるいは新しい事業領域への挑戦(社内ベンチャーや子会社設立への道)など、社員が目指せる多様なキャリアパスを提示します。

  • 挑戦の機会の提供

    失敗を許容する文化の中で、新しい業務やプロジェクトに手を挙げられる機会を提供します。



カルチャーを「壊す人」への対処法:健全な組織を再構築するために

どんなに素晴らしい社内体制を設計しても、残念ながら、そのカルチャーを阻害したり、組織の雰囲気を悪くしたりする人が現れる可能性はゼロではありません。そうした存在に適切に対処することも、「人を大切にする」経営の重要な側面です。


  • カルチャーを阻害する行動の定義

    • ハラスメント(パワハラ、セクハラなど)行為の明確な禁止と、具体的なガイドライン。

    • ネガティブな言動、チームワークを乱す行為、指示に従わない行為など、組織の秩序を乱す行動を明確に定義します。

  • 早期発見の仕組み:

    • 定期的な社員面談、匿名での意見箱やアンケート、上司からの定期的な報告などを通じて、問題の兆候を早期に発見できる仕組みを構築します。

    • オープンなコミュニケーションを奨励し、悩みを抱え込ませない文化を作ることが重要です。

  • 「排除」ではなく「再構築」の視点

    • 問題行動を起こした社員に対し、まずは指導、カウンセリング、配置転換などを行い、改善の機会を与えます。

    • 改善が見られない場合や、組織への影響が大きい場合は、適切な法的手続き(懲戒処分、解雇など)を踏まえることになりますが、これはあくまで最終的な選択肢です。

    • 重要なのは、組織全体が健全な状態を保ち、他の社員が安心して働ける環境を守ることです。


このプロセスにおいては、法務的な配慮が不可欠です。感情的な対応は避け、常に労働法規に則って、客観的な事実に基づいた対応を心がける必要があります。



会社設立から「人を大切にする」経営を実現するために:みまもり行政書士事務所の支援

「人が全て」の事業において、会社設立の段階から「人が辞めない、人が育つ会社」を設計することは、未来の事業成長への先行投資です。しかし、この複雑な組織設計を一人で抱え込む必要はありません。私たちみまもり行政書士事務所は、あなたの「右腕」として、この重要な経営戦略を共に実行します。


1. 設立段階での「組織構造・カルチャー」コンサルティング

私たちは、単なる会社設立手続きの代行に留まりません。あなたの事業の特性、目指すビジョン、そして「人を大切にする」という想いを深くヒアリングし、「全体を俯瞰し、構造的に見る力」を活かして、理想の組織像を具現化するお手伝いをします。


  • 理念・ビジョンの明確化と定款への反映

    貴社の「人」への想いを明確な企業理念として言語化し、会社設立時の定款(事業目的など)にも反映させることで、会社の軸を確立します。

  • 初期の組織図・役割分担の設計支援

    設立当初から、将来の成長を見据えた組織構造と、社員が安心して働ける役割分担を設計します。


2. ITを活用した「心理的安全性・カルチャー」構築支援

どんなに素晴らしい理念やカルチャーも、社員に伝わり、日々の業務に落とし込まれなければ意味がありません。

当事務所は、行政書士でありながらITの専門知識を持つ「ITに強い行政書士」です。


  • 社内コミュニケーション基盤の構築

    社員が自由に意見を交わせるチャットツール、プロジェクト管理ツール、グループウェア(Microsoft 365, Google Workspaceなど)の選定・導入を支援し、オープンなコミュニケーションを促進します。

  • 情報共有・ナレッジ蓄積の仕組み

    社内Wikiや共有ドライブを活用し、業務知識やノウハウ、会社の理念を共有・蓄積する仕組みを構築。社員が自律的に学び、成長できる環境をITでサポートします。

  • 匿名アンケート・フィードバックシステムの導入支援

    心理的安全性を測るための匿名アンケートツール導入を支援し、社員の声を吸い上げ、組織改善に繋げるPDCAサイクルをサポートします。


3. 社労士との連携による「労働法務・社内ルール作成」のサポート

健全な組織運営には、労働法規に則った適切な人事制度と社内ルールが不可欠です。


  • 就業規則・賃金規定の作成支援

    労働時間、休日、給与、評価制度など、社員が安心して働ける基本的なルールを明確にする就業規則や賃金規定の作成を、社労士と連携してサポートします。

  • ハラスメント対策規程の整備

    ハラスメントの防止と、万が一発生した場合の対処に関する規程を整備し、社員が安心して相談できる環境を法務面から構築します。

  • 人事評価制度の設計支援

    社員のモチベーションを高め、成長を促すための評価制度設計を、社労士と連携しながらサポートします。

  • 問題社員への対処法のアドバイス

    組織のカルチャーを乱す社員への指導、改善策の提示、最終的な措置に至るまでの適切な法的手続きについて、社労士と連携し、法的なリスクを抑えつつ対応策をアドバイスします。


4. 「人材確保」の包括的支援と継続的な伴走

会社設立から、人が集まり、育ち、定着する組織を作るまでには、継続的なサポートが必要です。


  • 採用支援

    貴社の理想のカルチャーに合う人材を確保できるよう、実績のある採用事業者をご紹介し、費用対効果の高い採用活動を支援します。

  • 継続的な「IT・法務顧問」としての伴走

    カルチャーの維持、組織課題の早期発見、改善策の提案、そして新たな挑戦の相談まで、私たちは単発の支援で終わらず、貴社の事業の「右腕」として、持続的成長を「みまもり」ます。



おわりに:東大阪・八尾から、「人が輝く」会社を。

「人が全て」の事業において、会社設立の段階から「人が辞めない、人が育つ会社」の社内体制を設計することは、未来への最も確実な投資です。

東大阪・八尾地域で事業を営む、またはこれから始める経営者の皆様。あなたの「人」への想いを形にし、それが事業の最大の強みとなるよう、私たちみまもり行政書士事務所が全力でサポートいたします。


「人が辞めない会社を設立時から作りたい」 「社内カルチャーの設計やIT化をどう進めればいいか分からない」 「社内ルールやハラスメント対策について相談したい」

どんな些細なことでも構いません。貴社の「人」への情熱を、確かな成果に繋げるための一歩を、私たちと一緒に踏み出しましょう。

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