【前職の経験を武器に】成功する独立・起業のための3つの秘訣
- 浩志 成田
- 9月14日
- 読了時間: 6分
こんにちは、行政書士事務所みまもりです。
「今のスキルと人脈を活かして独立したい」
そう考えるのは、非常に理にかなった選択です。あなたは、特定の分野で既に専門性を持ち、事業を成功させるための強力な武器を手にしています。
しかし、前職での成功が、必ずしも独立後の成功を保証するわけではありません。
会社という組織の看板がなくなったとき、あなたはどのようにして事業を継続させますか?今回は、前職の経験を最大限に活かし、起業を成功させるための3つの秘訣をお伝えします。

秘訣1:前職の「強み」を「商材」に磨き上げる
前職で培ったスキルやノウハウは、あなたの強力な武器です。しかし、それをそのまま提供するだけでは、競合との差別化は図れません。多くの人が、独立した途端に「顧客が思うように集まらない」という壁にぶつかります。
この多くが「会社の看板」に守られていた、あるいは「会社の仕組みが優れていた」からです。独立後は、あなた個人の力で顧客を獲得する仕組み、つまり「商材」と「集客ルート」を再構築する必要があります。
行動のヒント
「集客導線」の再構築
前職では会社のブランドがあったからこそ、顧客は自然と集まってきました。独立後は、あなた個人の力でどうやって顧客にリーチするか、新たな集客ルートを確立する必要があります。
過去の顧客へのアプローチ
前職の顧客に、独立後のサービスについて個別に連絡を取り、ニーズを聞き出しましょう。その際、「前の会社とどう違うのか」「あなただからお願いしたい理由は何か」を明確に伝えられるように準備しておくことが重要です。前職の顧客にアプローチできない場合は、ゼロから新規顧客を確保できる手法を確立しておくことが重要です。
業界内での認知度を高める
業界のイベントやセミナーに積極的に参加し、顔を売ります。SNSやブログで専門的な情報を継続的に発信することも有効です。あなたの専門知識が、あなたのブランドとなり、新しい集客導線を生み出します。
「再現性」の確認
前職で使っていた集客方法が、個人でも再現可能かテストしてみましょう。たとえば、高価な広告に頼っていた場合は、口コミやSNSなど、個人でも続けられる方法を見つけることが重要です。起業前に、副業という形で小さな成功体験を積み重ね、「売れる仕組み」を自分一人でも再現できるかを検証しておくと、独立後のリスクを大幅に減らせます。
秘訣2 人脈を「仕事の繋がり」から「仲間の繋がり」に昇華
前職での人脈は、独立後の最も貴重な財産です。しかし、その関係を単なる仕事の付き合いで終わらせてはいけません。
事業をスケールさせるには、いずれは誰かの力を借りる必要があります。特に、SES(システムエンジニアリングサービス)や建設業、工事業、警備業など、提供するサービスそのものが「人の力」である事業の場合、信頼できる仲間が不可欠です。
行動のヒント
共に事業を担う仲間を確保
あなたのビジョンに共感し、共に汗を流してくれる仲間が必要です。独立前に、前職で「この人となら乗り越えられる」「この人と一緒に働きたい」と思える人には、声をかけておきましょう。単なる「仕事」ではなく、「一緒に事業を大きくする」という熱意を伝えることで、あなたの思いに共感してくれる仲間が見つかるはずです。
リスクを想定する
人脈がすべてではありません。声をかけた仲間が全員ついてきてくれるとは限りません。ある程度の断りは想定した上で、余裕をもって声をかけることが重要です。また、すぐに正社員として雇用するのではなく、業務委託やスポットでの協力を仰ぐなど、リスクを抑えた形で関係をスタートさせる方法も検討しましょう。
創業期の人材確保は、これまでの人脈が最大の武器になります。仲間が「この人と組めば、もっと充実して仕事ができる」「この人なら安心して顧客を紹介できる」という確信をもってもらえれば、起業と同時に人材を確保することも可能です。
秘訣3 すべてを自分で抱え込む「思考」を捨てる
あなたは、前職で培ったスキルを活かして顧客を獲得し、事業の中核を担うべき存在です。しかし、独立した途端、すべての業務があなたの肩にのしかかります。
税務や経理
許認可手続きや法務
名刺やホームページの制作
IT環境の構築
これらの業務は、事業を継続する上で不可欠ですが、あなたの専門外である可能性が高いです。これらに時間を奪われることは、本来注力すべき「顧客獲得」や「人材確保」の機会を失うことにつながります。
行動のヒント
バックオフィスは「投資」と考える
煩雑な業務に費やす時間と、それを専門家に任せる費用を比較してみましょう。専門家への依頼費用は、あなたの貴重な時間を買い、事業の成長を加速させるための「投資」です。その時間な何よりも売り上げの再現性確保に使いましょう。
専門家を「チーム」に迎え入れる
独立の最適なタイミングは、事業の中核である「顧客獲得」と「人材確保」に集中し、その他の業務は外部の専門家チームに任せると決意できた時です。
税理士:経理や確定申告を丸投げし、事業の数字面の相談もできます。
行政書士:煩雑な許認可手続きや法務をサポートしてもらい、時間を節約できます。
IT専門家:ホームページ制作やIT環境整備を任せ、事業の信頼性を高めます。
行政書士事務所みまもりなら
前職での経験は、あなたの起業を強力に後押しします。しかし、成功を確実にするには、「商材・集客・人材」という3つの柱を「代表自身の力」で確立し、その他の業務は外部のプロに任せるという賢い判断が必要です。
私たちは、あなたの独立がスムーズに進むよう、煩雑なバックオフィス業務を一手に引き受けます。
具体的には、会社設立に必要な手続きから、事業に必要な許認可の取得、各種契約書の作成、そしてIT環境構築やホームページ制作、名刺デザインといったブランディングまで、各分野の専門家と連携してトータルでサポートします。
会社設立後の許認可手続きは、事業内容によっては完了するまで事業を開始できません。その間は経費だけが発生するため、スムーズな手続きが1期目からの黒字化を左右します。当事務所は、スピーディーかつ確実に手続きを進めることで、あなたの貴重な時間を守ります。
また、起業直後は、メール設定、パソコン管理、セキュリティ対策といったIT環境の整備も大きな負担となります。これらも当事務所在席の専門家により支援し、安心して事業に専念できる環境を提供します。
あなたの貴重な経験を最大限に活かすため、そして本業に集中し、事業を加速させるために、ぜひ私たちにご相談ください。
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